禁煙の普通車の代車にできそうな車

が欲しいな…と思っていたところ、お付き合いのある法人様から手ごろなプリウスを買取させていただけました。
20万km走行のZVW50系プリウスです。
車検有効期限が過ぎているため、早速、車検整備に取り掛かります。
整備記録が無いため、各部点検の上、以下の整備を行うことにしました。

  • エンジンオイル交換
  • オイルエレメント交換
  • タイヤ4セットをオールシーズンタイヤに組替バランス
  • スパークプラグ交換
  • CVTオイル交換
  • プラグとCVTオイルは、1度も交換していない可能性も考慮しての交換です。

50プリウスのスパークプラグ交換

プラグ新旧比較

プリウス純正プラグはDENSO製です。
外したプラグと(右)、これから取り付けるプラグ(左)の比較です。
結論から述べると、この汚れ具合から、おそらく、無交換だったと思います。

カウルトップ脱着前

プラグは写真のオレンジ部に付いていて、すぐ手が届きそうなのですが、作業スペースがまったく確保できないため、カウルトップを外す必要があります。
手順としては、

  • ワイパー脱着
  • ボンネットヒンジ部の樹脂製カバー脱着
  • Fガラス部とカウルトップの結合部を少しずつ外していく作業
  • クリップ2個を外してカウルトップを取り外し

これでようやくプラグの脱着ができる状態になりました!

カウルトップ脱着後

慣れにもよりますが、作業時間は1~1.5時間と思っていただければ。
金属とガラスとプラスチックが混在する部分なこともあって、結構、神経を使う作業ですね。

50プリウスのCVTオイル交換

こちらの記事でも紹介している通り、5年毎、5万km毎のCVTオイル交換を推奨しています。
CVTオイル(CVTフルード、CVTF)の交換をお勧めします。
記録簿で確認できない以上、念のため、CVTオイル交換も実施します。
アンダーカバーを外すと見えてくるオイル交換場所のドレンプラグを外し、まずは古いオイルを抜き取ります。

CVTF抜き取り

指定された注入口から機械式ポンプでCVTオイルを注入していきます。

CVTF注入

適合するオイルはアイシン(AISIN)製の「AFW+(プラス)」です。
CVTなのにATオイルなの?と訝しく思う向きもあると思いますが、プリウスの場合は電気式CVTという変速機構にプラネタリーギアを用いる方式のため、ATFを使用します。
交換前に入っていたオイル(右)と新しいオイル(左)を並べて比較してみます。

CVTF新旧比較

一度も交換していないのかどうかまでは判別できませんが、結構な汚れですね。
これは、アクセルを踏んだ時のレスポンス向上(発進時、加速時等)に期待が持てそうです。

適正距離、経年での各部オイル交換は、故障予防と性能維持のためには不可欠ですし、燃費やエンジン出力に直結するスパークプラグの劣化にも注意を払う必要があります。
車の反応が悪くなった気がする、パワーが出ない感じがする、などの兆候が出始める前に、車検のタイミングなどで点検・交換をお勧めします。